白昼夢旅日記

死の恐怖に抗う為、旅した世界達の記録

メモだけ 天使を統べる母なる魔人

生まれる前に亡くしてしまった子を取り戻すために魔人となる

 

 

簡単な流れ

子供を欲しかった夫婦

体質的に妊娠しにくく、やっとの思いで授かった子は出産を目前に死産となってしまった

 

妻は虚無な日々を送り、食事をとることも、動くこともままならない程弱っていく

夫はそんな妻を献身的に支え続けたが、亡くなってしまった子を諦められない妻の想いはとても強かった

 

夫は支えながら妻の望みを叶える方法を探した

ようやく見つけたのが「鍵守」に門を開けてもらう事

かなりの賭けで可能性はほぼ0に近いが自身が鍵守となる事

 

夫は虚ろな妻の世話を知人に頼み旅に出る

 

旅の途中既に鍵守が誕生していることを知る

鍵守は1人しか存在できない

 

人間を魔人にする香を入手

 

ようやく家に帰ると妻は辛うじて生きているような状態だった

この世で子供に会うという強い願いだけが心臓を動かしていた

妻に鍵守の存在と香の事を説明

妻の表情は生気を帯び、香を使用

 

香は2人を包み夫は石化

妻は香と魔力に包まれたまま外へと飛び出す

 

家の庭には双子の子供が眠っている

妻は夢中で掘り返し2人分の骨を土ごと飲み込む

 

魔人化

 

「またお母さんと一緒だね」

その日町では1人の子供が亡くなり骨の一部が無くなっていた

 

毎日、石化した夫に祈りを捧げる

飲み込んだ骨は数日で腹を膨らませた

 

初めての子供(天使)の誕生

 

 

 

魔人として

子供は天使のように可愛い

天使は子供である

 

実際に存在する天使とは別の存在を生み出す

 

シスターのような装い

 

対象の骨を飲み込むと数日で腹が膨れる
十字を円に合わせ、ジッパーを下げることで天使を生み出す
生まれながら成長し自分で動き喋れるくらいまで育つ
育つ年齢は子によるが小さな子が多い

 

人のいなくなったとある地に住む

石化した夫を祀っている

たまたま立ち寄った子を亡くしたばかりの夫婦に話を持ち掛ける

子供にもう一度会いたいか?と

傷心の夫婦は会える方法があるならと話を聞く

子供の骨の一部を渡したら、子供に会わせると言うと最初は、怪しんでいたが可能性を信じてみることにした

夫婦から骨を預かり7日後にまたくるように促す

骨を飲み夫に祈りを捧げ5日目の夜に腹を開けると小さな女の子が生まれた

その子供は小さな羽と十字を背負った輪を持っている

その見た目からも天使と言える

天使の優先順位は 母(魔人)>実母

 

天使にはいくつかの力が付与される(多分3つ

 光あれ 対象に光の束を落とし滅する

     光の審判で母の望みである鍵守に関係するかどうかを定める

     関係ない場合対象は消滅する

 幸あれ 対象の天使(子供)がケガ、死亡した時のみ使える

     光に包まれ全てを癒し無かったことにする

 

 祝福を 

 

 

宝探し

 生まれた天使達は母から宝探しとして鍵を見つけてくるように言われる

 鍵は鍵守に繋がる情報

 基本自由で何をしても怒られない

 無邪気な天使達は好き放題に過ごしている

 母の呼びかけにはどこにいても瞬時で戻れる

 

自身の双子の骨からは、何も生まれなかった

最初の天使は元居た町で盗んだ骨、男の子

2人目は廃村を通った夫婦の子、女の子

 

2人目は実母に会わせたため、母親から噂が広まり、神の使いが住む町とし子を亡くした親が集うようになった

親への説明は、子供を現世に呼べるのは1日にも満たないとし、時間がくると天に還ると話している

演出とし天使達は、親と別れる際に天に昇り、母のもとへと瞬時に戻るので実母たちからは、神の元に還ったと思われている

 

その見た目から天使と呼ばれるが、本物の天使とは違い、あくまで魔人としての力の顕現である

 

天使は無邪気で恐れを知らない

ヤンチャな男の子は森で子熊と遊んでいたら、母熊が近くにいて殺されてしまった

男の子を探しに来た女の子はそれをみると「幸あれ」と唱えた

光の卵に包まれた男の子、すぐにヒビが入り出てくると生き返っている

といってもあくまで天使として

男の子は死んでしまったことを気にする様子もなく

女の子も慌てる様子がない

 

噂により沢山の子を天使にする

怒られない天使達は各地で悪さをすることもあるがその見た目故、人も手を出しにくい

骨は死産から時間が経てば経つほど天使化しにくい

骨を見れば天使化できるか分かるので、天使化不可な子の親には既に神の元に行ったことを伝え返却する

 

 

 

後に

鍵守に特殊な鍵を使用し、天界の門を開けてもらう

天界の鍵は使用条件が厳しいが不明

門が開くと眩しく目が開けられないほどの光を放つ

その先には双子の我が子

抱きしめようとするがこちらに来てはいけないと、あちらとこちらの境で手を合わせる

その時旦那が門を越えてしまう

ようやく気付く、旦那は何をしていた?

いつもどこにいた?

私は何に祈りを捧げていた?

「僕はもうこっちの人間だけど、君はまだこっちにきては駄目だよ」

双子の肩を抱き寄せ、笑い合う3人に近づきたいのにそれは許されない

涙が流れ自分が今まで彼にしてしまった事を思い出す

死んだ子は戻るはずがないのに側で支えてくれたのに…

今更後悔しても遅いのに過去へと記憶をたどりながら泣き崩れる

彼に言われたばかりなのに死が頭をよぎる

それに気付いたのか少し悲しそうな表情をしながら彼は告げる

「その体はもう君1人のものじゃないんだ。大事にしなきゃ…ね」

「「次は絶対大丈夫!」」

なんのことかと疑問に思っていると背後から天使たちが

「祝福を!」

男の子が背中を軽く叩き、門へと向かっていく

「お母さまに祝福を」

女の子が背中に触れ、門へと

「母様だーいすき!祝福を!」

頬にキスをし、門へと

次々に生み出した天使たちが祝福を唱え、門の先へと向かっていく

「いっぱい遊べて楽しかったよ! 親にも会えたしね」

皆口々に感謝を述べ、笑いかけてくる

何もしてないのに…、宝探しとして自由にさせていただけなのに…

親にも一度しか会わせていないのに自分を母と慕ってくれる天使達に申し訳ない気持ちが溢れてくる

その時腹に感じる違和感

取り込んでいる骨があるわけでもないのに確かに質量を感じる

「「その子は強いよ!ママが守ってあげてね」」

全てを理解する

最初に飲み込んだ双子の骨

天使とならず、共にすごしてきた双子のかけら

天使達の祝福と最愛の家族の愛により命が宿る

その質量を抱きしめながら絶対に守り抜いて見せると皆に約束

 

媒介となっていた旦那の消失、試験的魔人化と天使達の祝福により人間に戻った

※旦那が持ってきた香は試作品だった

その後は人として出産し、無事に男の子を生んだ

男の子は双子よりも旦那に似ていた

 

 

 

コメント?

これ誘導は怒られるのかな?

もう色々ゆるくゆるくやっていこうと思ったけど無理だったし

小節投稿サイトで小説じゃない物は怒られるかなとこっちに移動

どちらにせよカメより鈍足

次?のシュガーガールはまだ何も見えない

人なんてこない最果ての地だからアフィ?とかやってないしここで収入ないから

こっちのリンク貼っても許されるかしら…

 

母様…というより自分の書くものに自分の意思いれるとごっちゃになる

だから見えない物はいれられない

けど繋ぐのに単語をたすと違和感すごい

名称つけることでなんか歪になる

けどなんて表現すればいいか分からないし

辻褄合わせしようとすると結構ズレてる

語彙力も画力も財力も何もないからこんなもんじゃー